1-5.スクリプト

今日は肉を焼きます

-お肉

前住んでた家で、その子もあやちゃんっていうんだけど、月に一回必ず牛肉食べるの
これがあれば元気になるから、って、90歳のおばあちゃんが言いそうな理論ですごくよかった

-普段は?

わたしは、普段は鶏肉ばかりです、鶏肉には助けられている
でもなにを食べて生きてるか、そんなに意識してないな
好き嫌いはないです

-料理も?

料理は、これは、単なる性格なんだけど、同じレシピって2度とやらないかも。
特に気に入ったレシピは絶対やらない。
反対に豆腐にはまって毎日毎日豆腐ばっかり、とか、カレーたくさんつくって5日間毎食カレーとか、同じメニューを食べ続けるのは平気。まあいつかは飽きるけど。
同じレシピつくらないのは、前より美味しくなかったらイヤだからがひとつ、前と同じ手順を踏むのはもう道が見えててつまんないからがもうひとつ。

-つまんない

つまんないです、絶望するほどにつまんない。

-絶望的に飽きっぽい 笑

なんでもできるけど得意分野はないタイプ

-ザ 器用貧乏

得意、とできる、をごったにして捉えられがちで、あと、できる=好き、とも思われがち。もちろん嫌いじゃないけど、好き〜ってほどでもない。料理はそんなに好きじゃないです。
わたしがほんとうにすきなのはひとを呼んだりもてなしたりすることで。その過程には料理も入る。料理はできるし嫌いじゃないからついでにやってる感じ。

-パリピですね

パリピです

-部屋が狭くて辛いって

日本のワンルームではもうやらないかもですね。古き良き時代のアメリカ文化に憧れてる系の人間なので、ホームパーティに憧れあるけど、あれは日本じゃできないんだなあ、っておままごとしてほんものの包丁じゃない…って気づいた気分。。笑

-じゃあ次はアメリカで

まあ、なんか広い家とか空間とか、自分の自由にできる場所がみつかったらまた。
とりあえず日本の床に座る文化ははやくなくなってほしい

-家具とか備え付けでいいよね

みんなで勝ちに行く戦略をとらないのはほんとうに謎ですね。
今あるもので我慢しよう、ないならないで、ないなりにやろう、って、それじゃイノベーションは生まれないですよ。床に座ってたら腰も重いよ

-床に座って飲むと酔いがはやいんですね

やっぱり立食っていうのはとても効率がいい食事形態、パーティ形態だと思います

-そういう多文化に興味がある

それだと文化人とかアカデミーのひとみたい
単純に、いまある生活様式に効率のよさを感じないから、そうじゃない生活様式を経験したいっていう感じです
昔の日本の家には土間があった。あれがあるだけでも、効率は全然変わると思う。
アパートの玄関のなさはヤバイでしょ。

-上に上がる、っていう概念のある国では玄関は重要ですね

外と内を靴で明確に区別してるんだから、文化と様式が、あの間取りじゃ矛盾します

-次はどこに行きたいんですか?

行きたい、はわからない。アメリカも変わっちゃった、香港もなくなってゆく、いま、文化的に興味がもてる国ってないです、もちろん知らないことのほうが多いけど、いまある情報で言ったらない。
でも国っていう概念もどんどん古くなってゆくと思っていて、こだわる必要もないのかなって気持ちがさいきん大きいです。
土地だと一番面白いって思ってるのは深セン。勢いのあるうちに行きたい。とりあえず旅行だけでも。

-香港から入れますね

そう。でも去年香港行った時はやっぱり日数が少なくて寄る時間がなかった。今年は、短い旅行はしないので、なにか機会があると思います。

-今年はどこに?

とりあえずフィリピンに半年くらい。フィリピンも…なところはあるけど、中国バブルもはじけたあと、いまバブルをみるならここかな、って。

-やっぱり東南アジア

東南アジアがアツいって言われてもう15年?くらいですかね、またひとつのターニングポイントが来る気配があります
興隆をこの目でみれることなら、みたいです

-今日はここまでにしましょう

はい。

静かに踵を返し、部屋を出る